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2014.04.05 (Sat)

見上げてごらん。ほら、下ばかり見てないでさ。 ~純利益くん・・・。あんた、大人たちに弄ばれ、すっかり汚れちまったのかい?~

どうも。歳を取れば取るほど時間の経つのが早く感じるとはよく言いますが、ここ最近の多忙に、ここ1週間ほどの記憶がなく、

もしかして宇宙人にさらわれてた?未知との遭遇?ふぅぉぉおおおお!!

と、多忙時特有の変なテンションになっている、自分の頭の中の方が完全なる未確認生物こと犬次郎です。

とか何とか言いながら、本日お送りする犬次郎株日誌は珍しくも


真面目な記事ですよ!(爆)
(いちいち宣言することか)


さて、ちょうど今週の週明けだったでしょうか。

去る平成26年3月31日に財務省より


平成26年度税制改正が公布


されましたね!されちゃいましたね!

その中では、


復興特別法人税の1年間前倒し廃止


が謳われておりますね!謳われちゃっておりますね!

犬次郎はただのアホ畜生な一介の犬っコロなので、政治的な話や詳しい税金の話なんてのはできませんよ!わかりませんよ!

ただこんな犬次郎でもこれだけはわかりますよ!

投資家が企業の業績を判断する為に主に見るであろう


損益計算書の「当期純利益」が今回も乱されるであろう


と。

復興特別法人税という企業が負担する税金の話ですから、そりゃ企業の損益計算書に影響が出るのは当然ですよね!

しかも、減らす税金はそれでいいのか?という話は別にして、税金が減る話ですからね!企業負担が軽くなりますよね!

さて、先ほど「今回も」と書きましたが、実は同じようなことが「前回」もあったんですね!あっちゃったんですね!

そうですね!それはこの復興特別法人税が導入されるとともに法人税率が引き下げられた平成23年の時ですよね!

その頃から投資家をされており、企業の出す決算短信などを見ていた投資家の皆様には下記のような文言は記憶に新しいことでしょう。



平成23 年12 月2日に「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律」(平成23 年法律第114 号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」(平成23 年法律第117 号)が公布され、平成24年4月1日以降開始する連結会計年度より法人税率が変更されることとなりました。
これにより、平成24 年4月1日から開始する連結会計年度以降において解消が見込まれる一時差異については、繰延税金資産及び繰延税金負債を計算する法定実効税率が変更されることに伴い法人税等調整額が増加するため、連結業績予想を修正するものであります。

(参考:「ユニチャーム適時開示「平成24年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ」」)



よくわからないですね!意味わかんないですよね!もっとわかりやすく書いてほしいですよね!

まぁ、これの詳しい話は税金等に詳しい頭のいい人たちに任せるとして、この時、結果的に何が起こったのかというと、この8113ユニチャームのように


企業の「業績予想の修正」が乱発


されたんですね!そうなんですね!

しかも、その数としては


圧倒的に下方修正が多かった


んですね!そうなんですね!

そして、今回。

この平成26年度税制改正により復興特別法人税が1年前倒し廃止されることによって、以前のようなインパクトはないにせよ、

今月末から来月にかけて続々と決算発表されるであろう3月末決算会社のその大半の企業の利益には


同じこと(下方修正)


が起きますよ!起きちゃいますよ!

投資家にとって「業績予想の修正」ってのは、明日の株価に絶大なるインパクトを与える重要なイベントですよ!そうですよ!

しかも下方修正だなんて、ガッデムですよ!ジーザスですよ!ムンクの叫びくらい叫んじゃいますよ!耳塞いでも塞ぎきれないくらい叫んじゃいますよ!耳聞こえないって嘘が簡単にバレちゃうくらい叫んじゃいますよ!

ただ皆様、ここで

「ア、ア、ア、アカーーーーン!!!!」

とばかりに持ってる株式をブン投げるのは早計ですよ!脊髄反射すぎますよ!

だって先ほどの下方修正の記事をよく見てみてくださいよ!
(参考:「ユニチャーム適時開示「平成24年3月期連結業績予想の修正に関するお知らせ」」)



下方修正してるのって当期純利益だけ



ですよね!そうですよね!

他の営業収益~経常利益までは全然影響ないですよね!そうですよね!

つまり、最終利益は大幅なマイナスになったけども、それは国の法律等に影響されただけって話で、


本業の利益自体は全く何も影響ない


んですもんね!

それなのに利益下がった!ってブン投げるとか勿体無いですよね!何も変わってないのにね!

そりゃそうですよね!法人税の税率が変わって影響するのは、損益計算書でいうところの当期純利益の真上の

「法人税等」

のところだけですもんね!

しかも「法人税等」の中でも、純粋な税金の金額のところじゃなくて、

「法人税等調整額」

っていう会計オタクしか喜ばないようなマニアックな部分なんですもんね!そうなんですもんね!

つまり何が言いたいかと言うと、

今回も税制改正により当期純利益が減らされた姿で現れてくる企業が多いけど、


そのマイナスは全然気にしなくていい


ってことですね!そうですね!
(当然ながら、それ以外の要因でのマイナスは別問題ですよ!)

むしろ、それで株価が下がったならば、ご馳走いただきます!とばかりに買い増してやればいいんですよ!そうなんですよ!


こういうこともあるからってのもありますが、そもそも犬次郎は「当期純利益」ってのは他の利益たちに比べてそんなに重要視してないですよ!

だって、今回の税制改正やその他特別損益項目などのほか、色んな調整項目等に晒され


全然純粋な企業の利益の姿じゃなくなってることが多い


んですもんね!そうなんですもんね!

あんなに純粋だった

営業利益くん

は、彼を取り巻く色んな大人の事情や、思惑や、やり取りを経て、

世間の荒波に揉まれ揉まれて揉みくちゃにされ、


すっかり汚れちまったよ・・・俺は。(by当期純利益くん)
(もちろん合法的にですよ!)


になってしまってるんですもんね!そうですもんね!

なので、ほんとに企業分析をやるならば、1株当たり利益やPERやを単純に信じるんじゃなくて、ちゃんとその基になっている当期純利益が


純粋にその企業の利益を表しているか?


を見ないといけないですよ!見つめないといけないですよ!
(例えば復興増税廃止とかその他特殊要因が入ってる場合は、それを除いて分析するとかですかね!)

と、企業の業績を見る時は、なるべく上(営業収益)から順番に見ていこう!というのを言いたかっただけなのに、またまた長々と話してしまった、ブログ上だけの饒舌犬こと犬次郎なのでした。

ちなみに、

「そもそも企業の税負担が軽くなるのに何で利益減るんだよ!バカヤロー!」

と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そこがこの「税効果会計」の持つ難解不可思議ピタゴラスイッチなところですよ!

もちろん下方修正じゃなくて上方修正に働く企業もあると思いますよ!これはまた企業の事情それぞれだと思いますよ!

なのでやっぱり、そんな難解な税効果会計に振り回される=理解できないという意味でも、当期純利益はほどほどにしてもっと上の利益を見た方がいいと思うんですよ!


~本日の犬次郎~
犬次郎、上ー!上ーっ!!
なぜかほんとにたまにいる。足のキレイなオジサン!


今回の記事も勉強不足のアホ畜生の犬次郎の戯言記事なので、間違い訂正ご意見等あればどんどんご指摘ほしいですよ!
あと言わずもがなですが、投資は自己責任ですよね!
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テーマ : 株式投資 - ジャンル : 株式・投資・マネー

19:54  |  できごと(ちょっと真面目な記事)  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

Comment

犬次郎さん、こんばんは!

犬次郎さんはちゃんと決算書類が読めるのでいいですよね~。今日のポイント、当期純利益くんが汚れちまってることは覚えておきますねw
私も一応本は読んでるんですけど、なかなかちゃんとした投資家になれないですわ・・。

そういえば大学のときに誰よりも足の綺麗な男の先輩がいて、女性から短パン履いてくるなと非難を浴びてたの思い出しましたw
すしこ |  2014.04.06(日) 03:06 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

すしこさん

こんばんは!

犬次郎も職業柄、決算書を読めそうな雰囲気を醸し出してるだけで、それを投資判断にまで落とし込めれるほどの実力はないんですよ!日々勉強ですよ!
まぁ、純利益君が汚れやすいってのは覚えといていただければと思いますよ!

短パン男子!犬次郎の足がとてもキレイだったとしても、短パンを履くのはなかなか勇気がいりますね!
よほどその先輩は自分の足に自信があったんでしょうね!さすが短パン男子!
犬次郎 |  2014.04.06(日) 21:55 | URL |  【編集】

業績修正ラッシュか・・・厄介ですね

こんばんは。

政治の都合や政局によって企業業績が振り回される例ですね。
今回のことについては震災復興にからんだものですから一概に批判するべきことでもないのが難しいところかもですが、投資家にとっては面倒なことになるのかもしれません。

ただ犬次郎さんも本文で書かれているように、今回のことは本業での結果である営業利益と全体的な企業活動の結果である経常利益についての話ではないので、確かにきちんと企業業績をチェックしている投資家にとっては本質的には気にすることはないのかと思います。

なのに最終的な当期利益が変動したことでブン投げられるというなら、保有している投資家がそういう性質の方が多いという銘柄なのかもしれません。

派手にメディアに露出する銘柄や、ブログやツイッターで盛り上がったりする銘柄にそういうのが多い気がしますが、直接の企業業績に関係のないところで大きく株価が揺さぶられるというのは、企業で働いている人にとっても、財務諸表や企業活動をきちんと評価する投資家(多くは長期だと思われます)にとっては迷惑な話であることでしょう。

そういう「あまり近づかないほうがいい銘柄」を見分けるいいチャンスかもしれませんね(かといってユニチャームがそういう銘柄と言うわけではありません)。

ところで、この件で先々業績修正等が増えるということは、ディスクロージャー&IR支援大手のプロネクサス(7893)や宝印刷(7921)あたりにとっては仕事が増えたりするかもで、追い風なんでしょうかね?
両方とも優待銘柄ですし、どうなんでしょう。

ruinwalkers |  2014.04.06(日) 21:59 | URL |  【編集】

Re: 業績修正ラッシュか・・・厄介ですね

ruinwalkersさん

こんばんは!

なんか今回の件に関して大げさに書いちゃいましたが、この復興増税前倒し廃止による影響は、前回(H23年)の時よりも数字に与えるインパクトはかなり小さいと思いますので、このことだけで業績予想の修正が頻発するとは考えにくいですよ!
あくまで業績修正した際の一因となるだけで、前回のように一番大きな要因にはならないと思ってますよ!

ただ、業績予想を修正しないまでも、利益を押し下げる要因として発生する企業は結構あるでしょうので、それに対する財務諸表の評価、投資家の反応ともども見極めていけたらいいですよね!

プロネクサスと宝印刷の件ですが、業績修正を1回行うことで〇〇万円。みたいなものではなく、年間契約(IR資料作成ソフトの年間利用料)のところが殆どだと思いますよ!
ですので、業績修正が増えても、企業の担当者がIR資料を作るのが大変なだけで、プロネクサスや宝印刷は別に売上は増えないと思いますよ!

ただ、別要因として、プロネクサスと宝印刷は、金融庁の開示システムが次世代EDINETになったことで、IR資料作成ソフトの年間利用料の単価を値上げしているはずですよ!
企業もそのソフトを使わないと、次世代EDINETに対応した資料が作れないわけですから、否応なく値上げに応じてるはずですよ!

「顧客数×値上げした単価分」が純粋に来期の売上高増になるので、この2社の来期(平成26年度)の業績はかなりいい数字になると思ってますよ!

・・・とかなんとか言いつつ、2社の株を少ししか持ってない犬次郎なので、ちょっと来週買い増しを検討しようかな。。。(爆)
犬次郎 |  2014.04.06(日) 22:46 | URL |  【編集】

IR支援などは年間契約によるものなんですね

早速の詳しいコメントありがとうございます。

プロネクサスや宝印刷は、手堅いストックビジネスだなとは思っていたのですが、年間契約などの具体的な内容までは見ていなかったので参考になりました。
IR支援の企業というのは、会計の制度がかわったりIR環境の変化によるところで売上が上がるというのは四季報見ててもなんとなく分かっていたものの、具体的な数字の上げ方までは意識していなかったので合わせて参考になりました。
ありがとうございます。

それにしてもお詳しいですね。
以前どこかの投稿で企業財務にかかわる部署にいらっしゃるような旨のことを書かれていたように思うのですが、やはりそこからの経験が大きいのでしょうか。

私もプロネクサスを1単元だけ優待用で保有してます。
宝印刷は以前保有していたのですが、手放してしまいました。

いずれにしてもこの両社は手堅いストックビジネスに属していると思うので、長期に安心してもてる銘柄ですね。
買い直し&買い増し検討してみようかな・・・。

ruinwalkers |  2014.04.06(日) 23:16 | URL |  【編集】

Re: IR支援などは年間契約によるものなんですね

ruinwalkersさん

こんばんは!

昨今、開示資料の簡素化がどんどん図られてますので、IR支援側としても出来高契約から年間契約へのシフトをかなりの勢いで進めてると思いますよ!
しかも、次世代EDINETという良いタイミングがありましたので、これを機にほとんどの企業が年間契約になったと考えられますよ!
このことから、今まで以上に、より堅いストックビジネスが完成したのではないでしょうか。

次世代EDINETと最近のIPOの増加により、IR支援企業を取り巻く今期~来期の環境はかなり良好なんじゃないでしょうかね!
(ただ逆に言えば、それ以降に新たなIR環境の変化がなければ、それ以上の大きな成長は見込めないということにもなりますが・・・)

そうですよ!犬次郎も一応非力ながらも企業の財務諸表等に関わる仕事をさせてもらってますよ!
なので、IR環境の変化というのに、他の方より多少触れてるからかもしれませんね!

長期で持ち続けるのにほんと安心できる銘柄なのは間違いないですよね!
犬次郎 |  2014.04.07(月) 00:17 | URL |  【編集】

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